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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2013年06月23日

ほろ酔山道

walk drunk the mountain road
6月22日
ヒメサユリ祭りご苦労さん会





森町のヒメサユリ部会の「ヒメサユリ祭りご苦労さん会」にお呼ばれして出かけました。今年は皆さんの努力、天候・・・の結果、5,000 人超の祭り参加者でした。大成功でしたが、多少の反省点も出し来年以降の活動につなげる話し合いがもたれました。
「しただ郷自然くらぶ」は人手不足であまり表だったお手伝いは出来ませんでした。期間中3回のガイド・ツアー開催や、ヒメサユリ開花情報の三条市H.P.への提供等で多少はお役に立てたのではと思います。
みなさんご苦労様でした。

その後はビールが入っての反省会で、オヤジはまじめに、オバちゃん陽気に楽しい飲み会となりました。

飲みが予想されたので、3キロほどの山道を歩いて行き、帰りもほろ酔い歩きです。森町のはずれまで同じ方向の方と喋りながら、その先も後から追いついた人と田屋まで歩きました。その方はいつも夜この道を散歩しているのだそうで、反省会にも出ておられてそうですが真っ暗でどの人だかわからないまましゃべっていました。
田屋から先の峠道は一人です。暑くもなく寒くもなくいい気分です。真っ暗ななか菓子折りを持った酔っ払いオヤジに、極たまに行き交う車のドライバーはドッキっとしたことでしょうね。



モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 14:05Comments(0)イベント

2013年06月23日

チマキザサ bamboo grass

6月22日





うちの山にはいいササ(チマキザサ)がたくさんあります。新潟では笹団子には欠かせないために有用な植物ですが、茂りすぎて森の困り者でもあります。今日も井栗(三条の平場)の友人が採りに来ました。200ほどの笹団子を自家用に作るのだそうです。3枚で1つの笹団子になるので、600枚は必要になります。こちらはじゃま者退治をしてくれるので、ありがたいのですが毎年お酒1本を置いていってくれます。
確かに以前笹採りのバイトをした時には寿司屋の敷き皿用が1枚が1.7円に、笹団子用が1.5円ほどになりました。笹採りは山仕事関係ではもっとも効率のいい仕事だ、とのことでしたが慣れない私にはあまりいい稼ぎにはならず、今はもうやってません。それに忙しすぎて笹採りなんかやっている状況ではないのも確かです。

雪が消えて芽が出て、巻いている芽が展開し少ししっかりし始めた今が笹の採り頃です。雪解けの遅い魚沼方面から笹採りのオバちゃんたちが集団で来るのも今頃です。時々いかにもという雰囲気のプロ集団を見かけます。

我が山も、1.7 X 万枚 =〇〇〇万円? 商売繁盛笹持って来い!の宝の山かもしれませんが、「採ったらね。」、「採れば。」のタラ、レバ話です。

金抜き、商売抜きの素直な心で見ると笹の新緑も美しいものです。



モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 13:18Comments(0)生き物

2013年06月21日

梅雨に入った下田

薫風の季節から、めぐってきた梅雨。作物には大事な梅雨だが、今年はどんな梅雨になるか。





ウルイの種を蒔いて40日、苗床いっぱいに出て来た。今までは4月15日頃に種蒔きをしていたが、今年は約1ヶ月遅れの5月11日の種蒔きで、心配したが、今の所順調。この後小さなポットに移植する。下ポットの苗は秋に畑へ植える。





葉っぱが白くなり、今、マタタビの花盛り、なんか今年は花付きが良いみたい。下恵みの雨で、ウルイの花は元気いっぱい。

 ギンナン 爺

  

Posted by しただ郷 at 17:10Comments(0)自然

2013年06月20日

堂々公開・八十里動画!

Hatijuurigoe Movie
男たちのメモリーズ










モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 12:10Comments(2)県境の山々

2013年06月20日

会越合同八十里越えトレッキング3

Hatijuurikoe trekking
6月15日



左 しっかり残る石組み 右上 鞍掛峠を過ぎると右手が谷になる 右下 木の根峠が福島県境 
to the border between prefectures


市境、県境
それまで左が谷だった道は鞍掛峠を過ぎると右手が谷に、北斜面が南斜面に、守門川が破間川水系に変わります。そして、三条市から魚沼市に変わります。魚沼側になってすぐヒメサユリが出だします。日当たりや環境が大きく変わるためでしょう。小松横手に行く途中に石組みがしっかり残っているところがありました。いく度かの水害にも耐えたシッカリしたものでした。田代平をパスして、昨年秋迷った木の根峠の取りつきに進みます。酒井「八十里越えを歩く会」会長の足取りは快調で難なく通過できました。一方、私の右足はだんだん痛み始めます。去年同様私にとっては木の根峠が鬼門です。
木の根峠が魚沼市(新潟県)から只見町(福島県)との境で、信濃川水系から阿賀野川水系に変わります。





旧道跡を発見!
木の根峠を過ぎ100mほど行ったあたりの右上に、道にほぼ並行して段があります。雪のある段が今の道で、上の藪状の段が旧道です。河井継之助の時代はこちらにを通っていました。昨年秋通った時には木が茂っていいてわかりませんでしたが、この時期はハッキリ見てとれます。木の根峠から直ぐに尾根へ付いているという説もあるようですが、見ての通りしばらく平行にやや上がりながら山をまいて上がってゆくようです。そして、沼の平方向へ抜けて河井新道というショートカットにつながってゆくのが天保の頃からの旧道です。




難所を越えて大麻平へ
木の根峠から大麻平までは、左手が谷です。いくつもの沢が右から左に道とクロスしています。基本的に広くて歩きやすい道なのですが、右にカーブするたびに沢があり、その部分が崩れていて往生したのが去年の秋でした。今回はその沢の部分を雪が覆っているので随分あるきやすいです。
やがて終点、大麻平へ降りてゆきます。何と予定通り12時間弱でつきました。これはすべて只見勢、特に終始トップを歩いてくださった。酒井さんのおかげです。たいへんありがとうございました。



上 叶津番所 左下 叶津番所のアイドル・こずえチャンとジェジェジェたち
 右下 只見・三条交流会&反省会 Tadami arrival


ありがとう!只見
普段は宿泊不可の叶津番所に特別の手配をいただき我々の宿とさせていだきました。茅葺屋根の由緒ある建物は八十里越え歴史トレッキングの締めくくりには最高でした。番所の管理をしているこずえチャンと交流できたこともルンルン只見でした。番所向かいに千葉から移住された山好きシェフが開業した本格フレンチのお店があります。そこでこの度の反省会を持つことができました。只見がかからのサポートの方やいろいろ集まり、今回のトレッキングのこと、八十里越えのこと、只見のこと、歴史、自然、過去、未来・・・大いに語り合えました。実はメンバーのなかで一番バテタのは私だったんですが、飲み会ですっかり元気になってしまいました。
ところで、番所の土間で着替えようとして大失敗に気付きました。なんと山用のズボンではなく、出がけにはいていた綿パンをはいていました。しかもかなり厚手なやつです。ぐっしょり濡れてごわごわでした。家を出る時もう失敗をしていたのです。とりあえず反省!です。



吉ヶ平の学校で
at a school of ruins in Yoshigahira


ふりだしの吉ヶ平へ
翌日、只見名物味付けマトンを購入して帰路に着きました。車を吉ヶ平に置いてあるのでふりだしに戻ります。吉ヶ平保存会の皆さんが学校の建物の補修に入っておられたので、ちょっとだけお手伝いしてから、長い長い珍道中を終わりにしました。



八十里越え通行手形、只見名物味付けマトン
way bill of Hatijuurigoe and Mongolian Bbq


只見のメモリーズ
八十里越え、只見町は行けば行くだけ好きになる不思議な魅力のあるところです。次何時行くか?疲れて今はまだ考えたくないです。



モリガメ
  


Posted by しただ郷 at 00:39Comments(0)イベント

2013年06月19日

会越合同八十里越えトレッキング2

Hatijuurikoe trekking
6月15日



上 ブナ坂の下部の道 右上 ブナ沢にできた池 左下 高清水沢の雪渓 右下 その右手の深層崩壊箇所
serious damage of flood 2 years ago


水害
ブナ坂を下りきると、ブナ沢に出ます。ここと高清水沢は2年前の水害で最も被害を受けたところです。ブナ沢はせき止められて池が出来ているし、高清水沢は深層崩壊によりまったく地形が変わっています。





大ブナ
幹周り6mはあろうかという大ブナに抱きつくオヤジがいます。「何か感じる?」と聞けば、「何にも感じない。」とそっけない返事です。変な人です。



上 ニリンソウの群落 左下 イワカガミ 右下 イワウチワ
flowers of Hatijuurigoe




上 シラネアオイ 左下 サンカヨウ 右下 ヒメサユリ
flowers of Hatijuurigoe


八十里越えの花
道々いろんな花を見かけます。早春の花から初夏のものまであるのは、雪解けの加減でしょう。ヒメサユリは鞍掛峠を越したあたりから見かけるようになりました。しただのものより色が濃いようです。他にマルバマンサク、ユキツバキ、ミズバショウ、ウワミズザクラなどが目につきました。



上 桜の幽 下 鞍掛峠下のトラバース near Kurakake-pass


魚沼市境・鞍掛峠
都を逃れた以仁王が住んだといわれる伝説のある桜の幽を過ぎて行くと、大きな雪渓も現れます。ずーっと右上がりの道をトラバースして行くのは結構疲れます。でも、もうじき三条市・魚沼市境の鞍掛峠につきます。


  


Posted by しただ郷 at 13:18Comments(0)イベント

2013年06月19日

八十里越えバス・ツアー下見会

Hatijuurigoe bus tour preview
6月18日
再び只見町

6月末から始まる、八十里越えバス・ツアー下見会に参加しました。6月15日に旧・八十里越えを歩いて入った只見町へ、今日はバスでまた行きます。



ぼた橋から見る大谷川の新緑
view from Bota bridge


ぼた橋からの眺めは迫力あります。秋の紅葉も楽しみなポイントです。



5号橋梁現場からの旧・八十里越え方面
view of the Hatijuurigoe old road


雲がかかっていなければ5号橋梁現場から旧・八十里越えの道筋が望めます。手前の沢はブナ沢です。



県境トンネルを通って只見町へ
to Tadami-mati through the border tunnel


9号県境トンネルを抜けると只見町です。10号トンネル手前でUターンします。只見町側には2年前の水害の恐ろしい爪痕が残っていました。



4号橋梁現場 No. 4 bridge site


トンネルの先が直ぐ崖で、そこへ橋を架けている現場です。こちらのコースはメイン・コースの使えない場合の予備ルートです。

秘境・八十里越えバス・ツアーは、間近な大自然と大規模道路建設それに歴史ロマンと盛りだくさんな体験ツアーになりそうです。


  


Posted by しただ郷 at 04:03Comments(1)イベント

2013年06月18日

会越合同八十里越えトレッキング1

Hatijuurikoe trekking
6月15日



上、左下 吉ヶ平夜明け 右下 メンバー総勢8名 start from Yosigahira, Shitada


出発の朝
昨年9月お約束の、只見+しただ合同チームでの八十里越え登山が実現しました。只見チームの吉ヶ平到着を待ち、早朝5時少し過ぎの出発になりました。「八十里越えを歩く会」会長酒井さんをはじめ3名の只見チームは精鋭ぞろいです。しただチームは5名はウーン!チョット不揃いって感じです。予定は12時間で大朝平着です。
ともあれ出発は元気にGo!です。



上 椿尾根あたり 左下 番屋乗越 右下 火薬あと beginning of the tour


落木注意!
吉ヶ平から番屋乗越へ高度を上げます。ほぼ時間通り順調ではありましたが、恐ろしいこともありました。落石ならぬ、”落木(そんな言葉は無いけど)”です。3人目を歩いていた私が道をふさぐ倒木の下を潜り抜けようとしたら、突然その木が滑り出しました。10m以上もある木なのに雪で根元から倒されて浮いて横たわっていたのです。咄嗟に手前の別の木に潜りこみましたが、頭上50cmあたりを3~4秒ほど巨木がなだれ落ちました。枝にひっかけられても大怪我になる状況でしたが、何とか事なきを得ました。
そこから先には、同様な浮いた倒木がたくさんあり、下へ落として安全を確保しながら進むことになりました。

5月27日のロケハンの時、雪が多くて進めなかった番屋乗越では雪が半分ほどに減っていました。





火薬あとを過ぎてしばらく行くと、少しづつ道が下って行きます。













ブナ美林
そして、ブナ坂の下りです。ブナの新緑、巨木あり、残雪と霧ありで幻想的な森に見とれながら進みます。ここへまた来れた幸せ感にうっとりしながら、少しゆっくり歩きます。


  


Posted by しただ郷 at 20:17Comments(1)

2013年06月17日

突然、三条市長

sudden meeting with mayor of Sanjo
6月17日





突然といっても1週間ほど前に打診があったのですが、何故か私が國定勇人三条市長にお目にかかることになりました。午前中市長室におじゃましてお話しました。私のブログ記事をご覧になっていたりして以前から関心はをもっておられたようですが、市の広報で私をとり上げることになり、この機会に会って見ようと思われたとのことです。
それにしても妙な話だなと半信半疑でしたが、市長は、「道の駅もリニューアルして、八十里越えバスも開通にこぎつけたのだから、これから”しただ”に更に一気に注力したい!」とのお話です。それやこれやの一環でしただの変人にも会ってみようかと思われたのかなーと、妙に納得してしまいました。
私自身のことや、「しただ郷自然くらぶ」のことやらいろいろ話ははずみ、「しただの自然は財産だよね。」みたいな話にもなりました。
「何かしただの活性化に生かす方法はないですか?」とも問われましたが、そういわれてもねー?!ってとこです。「八十里越えのブランド化」はどうでしょうかと返答するのが精いっぱいでした。まあ、それに関しては昨日旧・八十里越えで只見町へ行ってきたばかりなこともあり、マジそう思うのも事実です。自然あり、歴史あり、ロマンありの八十里越えはしただ郷にとって手つかずに残された他の地域にはない宝と思うのは私だけでしょうか?
30分ほど楽しくお話させていただき、率直な市長のお人柄にふれることができてよかったです。ありがとうございました。



  


Posted by しただ郷 at 19:04Comments(4)

2013年06月17日

八十里越え探検隊・前日

Hatijuurigoe expedition, the day before
6月14日

明日、6月15日に只見町と三条市有志合同で、旧・八十里越え踏破の決行を予定しています。これは昨年9月以来念願の計画です。顛末は、「八十里越え回想・オヤジたちの大冒険」の記事の通りです。
只見勢が吉ヶ平に一旦来て、私たちと一緒に八十里越えを通って只見町に行く予定計画です。只見勢はサポートの人たちが明日送って来て車をまわします。私たちは帰り車を只見町に置きに行きます。私とMさんで2台の車で行き1台を置いて戻ります。



只見名物、マトン・ケバブ
Tadami specialty, mutton kebabs


只見駅にある観光まちづくり協会のスタッフさんに挨拶したり、Yショップ2階で只見名物、マトン・ケバブを食べ、今回のリーダーである「八十里越を歩く会」会長さんのところに顔をだして情報をもらいと町を巡りました。それから河井継之助記念館やお墓のある医王寺も見て回りました。
そして、明日泊めていただく予定の叶津番所に車を置かせてもらいます。



只見湖の霧 fog of Lake Tadami


帰路、只見川には霧がかかり幻想的でした。
明日の天気予報はあまりよくないので少々心配ですが、あちこち挨拶しまわったので後には引きにくい気分ではあります。


  


Posted by しただ郷 at 00:18Comments(0)県境の山々

2013年06月13日

しただにはびこるオオキンケイギク

Lance-leaved coreopsis
6月13日





しただのメインストリート・289号線にも、すっかり特定外来生物である北米原産のオオキンケイギクがはびこっています。
なまじきれいなので庭先に生えても抜かれることもなく、大事にされているようです。


  


Posted by しただ郷 at 17:21Comments(2)生き物

2013年06月13日

ため池の生き物2

creature of reservoirs
6月13日

佐渡島



ため池から佐渡島の眺め
view of Sado from reservoirs


台風の影響か多少風があり、今日の視程は良好です。棚鱗の畑から佐渡島がよく見えます。五十嵐川が新潟平野に流れ出る先、弥彦山(左)、角田山(右)が見えますが、その間に見える山並みが佐渡島です。

ため池

畑用に水を汲みに、昨日とりあげたため池に行きます。



ギンヤンマ patrol flight of a dragonfly


ギンヤンマが池の上をパトロール飛行しています。広いのでバカチョンデジカメで撮るのはこれが限度でしょう。



ウシガエル bullfrog


「声はすれども姿は見えず。」池に近づくとウシガエルは敏感に水中に逃げてしまいます。でも、むこうが少し慣れたのか?私が慣れたのか?一旦水中に逃げたウシガエルが、目だけ出して忍者スタイルでこちらを警戒しているのがわかりました。これ以上近づくと逃げてしまいます。まあ昨日は全く見れなかったから一歩前進です。




  


Posted by しただ郷 at 17:17Comments(0)生き物

2013年06月13日

ため池の生き物

creature of reservoirs
6月12日



ため池、飛ぶギンヤンマ、アメンボ
ponds, dragonfly, water strider


棚鱗の畑の傍にヒシの浮かんだため池があります。ウシガエルがいつも大きな声で鳴いています。ギンヤンマも飛んでいます。



マツモムシ Matumomusi a aquatic insect


たまたまよく見たら小魚がいます。メダカではありません。ブラックバスの幼魚かもしれません。マツモムシがいました。ボートのオールのような後ろ足で水に潜ったり浮かんだりしています。



モノサシトンボとツチガエル frog and damselfly


青っぽいイトトンボがいたのでアマゴイルリトンボかと思いましたが、どうもモノサシトンボのようです。その傍にツチガエルもいました。



コロギス grasshopper


池ではないのですが、畑でコロギスを見つけました。肉食のバッタで葉っぱを綴って家をつくります。

今日は畑仕事より生き物調べになってしまいました。


  


Posted by しただ郷 at 17:05Comments(0)生き物

2013年06月13日

しただ鉈Ⅹ

 FBでも記事にしておりますが、こちらにも出させていただきました。

 趣味が高じて始めた刃物いじり、お金を頂く様になり、もう趣味なんて言えません。仕事として認識しております。
 何十年も農舎で真っ赤に錆びた古鉈を再生するのはものすごく楽しい仕事なんですが、時々、若い刃物好きの方のカスタム化にお付き合いするのも嬉しいものです。
 今回の雪峰祭での事です。持ち込まれた小型の薪割り用の嘴鉈の柄を、「ナタヅカ」に取り替えて、鞘も木製にして欲しい旨の依頼がありました。
 before ーafterです。
 
 
 
 「ナタヅカ」の柄は、よほどのリクエストがない限り昔ながらの「げんこつスタイル」です。柄尻が大きく膨らむ曲柄は、長時間使っても疲れない形で、嘴鉈に似合う二重のカツラにしました。木鞘も、手に入りやすい杉ですが軽くて水に強く、いい風合いも出ます。上に飛び出たガイドは目を閉じても鞘に入れられる先人たちの工夫です。気に入っていただけるといいなぁ。

 


 藤兵衛では、なたの修理を受け付けております。
 相当ひどい錆ぐらいではあきらめないで下さい。
 多少の刃欠けは簡単に直します。
 大きな刃欠けも相談に乗ります。
 柄はナタヅカか、山椒の2種類。鞘も作ります。
 古鉈の買取も受け付けます。

  藤兵衛工房


  

Posted by しただ郷 at 16:40Comments(0)伝統・歴史

2013年06月11日

100年を経た建具・和紙

この地域では「砂利ズリ」の建具と呼んでいる。今はなか々お目にかかれない。





仕事で訪れる家々には100年を経た品物が、まだまだ健在た゛。写真上。この建具が使われていた建物の棟札には、安政元年と書かれていた。その建物は昭和30年代後半に建て替えられたが、立派な建具は引き続き平成の世まで使われている。板に詳しくはないがケヤキの一枚板ではないだろうか。表面には、漆か何か塗ってあったのか、素人には判断つかず。肝煎りを務めたS家は、大きなくずやであった。

写真下。江戸時代には代々荷継問屋を務めた家の建具。棟札によれば安政3年建築とあり、年代はS家と同じだ。平成になり、建物は建て替えのために解体、その時頂いた4枚である。この建具も立派な建具だが、未だに使われずそのまま。


大谷地は古来より和紙を産す、之を大谷地紙と言う。江戸時代には村松藩へ和紙を以て年貢米に替えて大谷地紙を納めた。御用和紙は明治3年まで続いたが、それ以降は他の地域で漉いた和紙より上質なり、それらと区別するために「本場大谷地紙」と称した。品物は明治10年前後か。

紙の項 参考文献森町沿革誌

 ギンナン 爺  

Posted by しただ郷 at 18:52Comments(0)伝統・歴史

2013年06月05日

花園の思い出に memory of flowers

6月4日
しただ郷自然くらぶ



上 ヤマツツジとヒメサユリ 中、下 小3ガイドツアー 
pupils and flowers


今日はしただの小学生3年生をガイドしてヒメサユリ満開の高城城址に上りました。キラキラ好奇心の子供たちと歩くのはとても楽しいツアーでした。例年になく大満開のお花畑が、大きくなっても美しい故郷の記憶としてのこるのでは?
よかったです。


  


Posted by しただ郷 at 00:36Comments(0)地域づくり

2013年06月03日

エゴノキ Storax

6月3日



道に落ちた花 flowers of storax


今年はエゴノキが花をたくさんつけています。年によって花のつき方に違いがあります。しただではヂシャノキといいます。



ビッシリ付いたエゴノキの花 flowers of storax


エゴノキのたくさんの白い花を付けます。やがてたくさんの実を付けますが、この実の皮にはサポニンという有毒成分を含んでいます。しかし、何故かヤマガラという小鳥だけは、この実が大好きです。食べきれない実は秘密の場所に貯蓄します。


  


Posted by しただ郷 at 23:43Comments(0)生き物

2013年06月03日

しただ新緑ロードレース Shitada road race

6月2日



上 粟ヶ岳、いい湯ら亭をバックに 左下 スタート 
左下 ゴール Shitada road race


「しただ新緑ロードレース」の10キロに参加しました。晴天でしただの大自然のなかを走れていいレースでした。
練習不足で1時間を切れないかと思っていましたが、ギリギリなんとか切ることができました。よかったですが、なさけないタイムです。後半、頑張ってるのにスピードが上がりません。足がどうにも動かないのです。反省してもう少しトレーニングします。


  


Posted by しただ郷 at 01:22Comments(0)スポーツ

2013年06月01日

藤兵衛工房・日野浦刃物談義

knife, hatchet lecture
6月1日



スノーピーク・雪峰祭のキャンプサイト Snowpeak Camp site


スノーピークの雪峰祭に藤兵衛工房が出店しています。しただ郷自然くらぶ協賛です。
雪峰祭も益々盛況で、キャンプサイトでは120~130張りのテントが勢揃いです。





三条の名工・日野浦氏の刃物と藤兵衛工房の鉈柄は絶妙の取り合わせです。刃物マニア(アブナイ言い方ですが、男のロマンでしょう!)垂涎の逸品もありますよ。女性の方もどうぞ!人気の「こくわカレー」、「こくわソース」もありです。
明日6月2日もやってます。




  


Posted by しただ郷 at 23:45Comments(1)イベント

2013年06月01日

ヒメサユリ開花情報 06.01

flowering information of Himesayuri
6月1日





見たこともないくらいの花園です。今まで開花が遅れた分、すべてのツボミが咲きそろった感じです。残っているツボミが5%以下な感じです。


  


Posted by しただ郷 at 23:18Comments(0)生き物