スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by LOGPORT運営事務局 at

2014年07月19日

八木ヶ鼻で見た!

discoveries at Yagi-hana
7月19日

7時8分目が覚めました。寝坊です。
”吉ヶ平の語り部”・Oチャンが7時に迎えにくるというのに寝過ごしてしまいました。10分ほど戸を叩いたそうです。すみません。疲れてるんだな!
7月26日の八木ヶ鼻探検イベントのロケハンです。(私東京で結婚式があるんで出れませんが。私の結婚式じゃないですよ!)




八木ヶ鼻駐車場に着きます。左側から五十嵐川、上から守門川が合流しているのが見下ろせます。かつて縄文人もこの景色を見ていたのでしょうか。五十嵐川は濁り、守門川は澄んでいます。下のカットはその約1時間後です。濁り方が逆になり、守門川の水量も増えています。守門川上流側でだいぶ雨が降ったみたいです。




雨の中、ハイキングコースを外れて八木ヶ鼻岸壁直下へ向かいます。かつて道があってOチャンは子供の頃何度か遊びに行ったそうですが、今は跡形も在りません。それらしい踏み跡をたどり何とか直下に出ます。崖の上から雨水がギアナ高地のエンジェル・フォールみたいに霧になって降り注いでいます。




崖下を右にトラバースして八木ヶ鼻中央部あたりにまわりこみます。大きな岩の窪みに出ました。八木鼻岩陰遺跡第1号です。小さな石仏があり、岩塩と思われる白いバンドの層が見れます。

「縄文時代草創期~弥生時代、古代、中世の遺跡。
第1号は絶壁正面、第2号は東側にある。先史時代は主に住居として、その後は狩猟などのキャンプサイトとして使用された。古代以降は八木ヶ鼻を神霊とする信仰の場となり現在に至る。
山間部の露頭では珍しい岩塩が発見されている。塩は、人や動物が生きるためには不可欠なものであったので、八木ヶ鼻の威容と合わせてこの地がランドマークとなったとも考えられる。」(しただ郷エコツーリズム推進協議会による説明。)

第2号遺跡の方には道が悪く行けませんでした。
帰りは適当に下に下って行くとそれらしい道跡らしきものに行きあたりました。
何とか駐車場に戻りましたが、26日の小さな子供たちを連れての探検は無理のようです。




駐車場で八木ヶ鼻の岸壁を見上げていると雷鳴轟く空中からけたたましい鳴き声がします。ハヤブサです。3羽います。下のカットでは2羽が、点のように写っています。一瞬ですが八木ヶ鼻の命の営みを垣間見ることが出来ました。

6~700万年前の海底火山の溶岩ドームの中心だった八木ヶ鼻は、しただ郷のランドマークです。この大きな岩山は、何か人々の心を惹くパワーがありますね。
雨がまた激しく降ってきました。



モリガメ




  


Posted by しただ郷 at 16:18Comments(0)自然