2012年11月28日
しただの名物イベント〜ひこぜんまつり〜
25日の日曜日、牛野尾谷五ヶ会の名物イベント「ひこぜんまつり」が行われました。
「ひこぜん」はしただの奥地でマタギの人達が冬に狩りに出かける際の携帯食だったと言われる、五平餅のうるち米版のような物です。
上の写真のように半殺し(半搗き)にしたコシヒカリを棒にさし、えごま味噌を塗ります。
焼く方法はいろいろありますが、本格派は写真のように炭火焼です。
この大きさで400gあります。昔は1升のコメで1本を作ったとか…。すごい大きさです。
このイベントのすごいところは、約100世帯ぐらいの5集落の人たちが集まり、若者はごはん炊きと半殺しを行い、お母さんたちは棒に付けて成型をし、お父さんたちが外で焼くというように見事に集落の人たちが分担し合って、みんなでひこぜんを作って食べようという全員参加型のイベントだということ。
ステージでは地元の神楽や太鼓の披露も行われます。
そしてきれいどころは販売担当、皆さん仲が良さそうですね。
もう20年以上続いているというこのひこぜん祭り、これからも地域の宝として続けて行ってもらいたいと思います。
ひー
Posted by しただ郷 at 23:55│Comments(0)
│食