2014年03月21日
消えゆく下田の古民具



昭和30年代半ば頃まではまだまだ使われていたが、最近はとんとお目にかからなくなった。
写真上 こしきは、雪国の下田には欠かせない物でもあった。雪が着かないようにするには、真夏の炎天下に外に出し、こしきを熱くしてから、ローを塗ると均一に塗れ、又、中までよく浸み込だ。真夏に冬の準備とは、先人はよく考えたものだ。
写真中 炭焼き小屋の明かり、行き帰りの暗い道を照らすカンテラは、炭を焼く人達は大事にしていた。
箕を作る人もいなくなり、技の継承も難しい。雪下ろしと、ウサギ巻によく着たが、軽くて暖かかった。
ギンナン 爺
Posted by しただ郷 at 10:53│Comments(1)
│伝統・歴史
この記事へのコメント
うちにも「こしき」はあるのですが、雪が滑り落ちてうまく使えません。ロウを塗って使うものなんですか!
Posted by モリガメ at 2014年03月23日 03:42