2015年03月01日

ウサギ狩り見学かんじきツアー

rabbit hunting snowshoe tours
2月28日~3月1日

しただ郷の集落及び里山は、容易に人を寄せ付けない広大な下田川内山塊を背景にひかえています。奥地の自然は阿賀町、五泉市、魚沼市、福島県只見町ともつながる広がりを持ち、秘境中の秘境です。豊かな自然は多くの野生動物をはぐくみ、貴重な生態系をかたちづくっています。一方、過疎化の進むしただ郷の集落では、里山の人手による管理が行き届かなくなっています。そのために野生動物の活動と人間生活のバランスが崩れつつあり、農林業被害が増えています。
かつて、しただ郷には村松藩にマタギの里と認定されていた笠堀集落をはじめとした狩猟文化があり、その伝統により自然と人の暮らしのバランスが調整されていました。現在多くのハンターの高齢化がすすみ、ハンターの数も減少し、バランス調整機能の低下がおきています。クマ、サル、ウサギ、ハクビシン、カラスなどに加えて、温暖化の影響と思われるニホンジカ、イノシシと野生動物による被害が憂慮されてます。




この時期「しただ郷自然くらぶ」が例年開催する「猟師に学ぶしただの山の歩き方」という、かんじきツアーイベントは、このしただ郷の伝統を学び、楽しんでいただく企画です。一般のお客様にかんじきの履き方を講習後、猟友会による害獣駆除としてのウサギの巻狩りを見学させてもらいます。写真は「道の駅 漢学の里 悟空」に集結した猟友会のハンターの方々です。ハンターが減少する中、昨年新たに狩猟免許を取得してハンターデビューを果たした若者がいます。写真右端の人です。しただ郷の自然のためにも、こういう方に頑張ってウデを上げて欲しいものです。
奥に見える崖はしただ郷のランドマーク・八木ヶ鼻です。




多くの方にかんじきツアー参加をいただきました。中に新潟市在住の若いロシアお医者さんカップルがいます。図らずも国際交流イベントにもなりました。
現場の山に入る前に、かんじきの履き方講習です。




かんじきを履き雪山を進み巻狩りの現場に向かいます。




ハンターの方々に狩りのことや野生動物の足跡や、クマだな(枝がかたまって鳥の巣のように見えるもの。上の写真です。)を教えていただきます。
足跡は、リス(中左)、テン(中右)、カモシカ(左下)、ウサギ(右下)です。




5つの班に分かれてそれぞれの待ち場につきます。(上)
待ち場ではハンターさんの後につきます。お喋りは禁物でジッと静かに待ちます。(左下)向こうから勢子のハンターさんたちが掛け声を出しながらウサギを追ってきます。
私のついた2班の射手は笠堀集落にお住まいの名手です。(右下)思わぬ方向に出たウサギも一発必中で仕留めます。




その後、狩りの獲物や熊狩りなどでの携行食である「ひこぜん」をいただき、猟師の方々のお話を伺います。今年は早水の「よってげ亭」さんに泊まりジックリお話を聞くことになりました。
いろいろしただ郷の自然の恵みをハンターさんが差し入れて下さいました。左上はイナゴの佃煮です。美味しいです。翌朝、いろいろお話を下さった80歳台の老ハンターさんに感謝感謝!(右上)ハグまでしてお別れです。ありがとうございました。しただ郷の自然、昔の暮らしぶり、現状・・・。いろいろ伺えました。そしてしただ郷の魅力をお客様にお伝えすることができました。

しただ郷ならではのワイルドで感動的なイベントでしょう!
猟友会の皆さん大変ありがとうございました。



モリガメ





Posted by しただ郷 at 23:24│Comments(0)
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