2010年05月18日
しただ鉈Ⅱ
鉈はオフシーズンに入りました。
これからの時期、奥山はまだ大丈夫ですが、里山はマムシやら、スズメバチやらで危険がいっぱいです。
もともと農繁期ですし、これからの時期に樹を切ると水分を多く含むため腐れ易く、虫も入りやすくなってしまいますので必然的に山には入らないようになって行きます。
従って鉈もメンテナンスの時期です。
全体の錆や、小さな刃こぼれ等は砥石で直しましょう。
鉈ぐらいですと、荒砥と中砥で十分です。(仕上げ砥は、かんなやのみですね。)
あと、目釘のがたつきは致命傷ですので、しっかり直しましょう。
また、柄を取り替えるのも面白い仕事です。
と、そんな事をやっていますと、赤くさびた鉈をリニューアルのために持ち込まれる方もいらっしゃいます。
本職ではないんですが、断れないたちな物で、ついつい請けてしまいます。
錆を落とし、刃を研ぎだして、付いていた柄を(山桜でした。)ナタヅカに替えます。
鞘は鉈に合わせないとダメですし、鞘だけ売ってはいませんので、杉製ですがおまけです。
腰紐は、ナイロン製の平バンドが綺麗に治まりました。
けっこう満足の行く出来に仕上がりました。
気に入って頂けるといいのですが・・・。
藤兵衛工房
これからの時期、奥山はまだ大丈夫ですが、里山はマムシやら、スズメバチやらで危険がいっぱいです。
もともと農繁期ですし、これからの時期に樹を切ると水分を多く含むため腐れ易く、虫も入りやすくなってしまいますので必然的に山には入らないようになって行きます。
従って鉈もメンテナンスの時期です。
全体の錆や、小さな刃こぼれ等は砥石で直しましょう。
鉈ぐらいですと、荒砥と中砥で十分です。(仕上げ砥は、かんなやのみですね。)
あと、目釘のがたつきは致命傷ですので、しっかり直しましょう。
また、柄を取り替えるのも面白い仕事です。
と、そんな事をやっていますと、赤くさびた鉈をリニューアルのために持ち込まれる方もいらっしゃいます。
本職ではないんですが、断れないたちな物で、ついつい請けてしまいます。
錆を落とし、刃を研ぎだして、付いていた柄を(山桜でした。)ナタヅカに替えます。
鞘は鉈に合わせないとダメですし、鞘だけ売ってはいませんので、杉製ですがおまけです。
腰紐は、ナイロン製の平バンドが綺麗に治まりました。
けっこう満足の行く出来に仕上がりました。
気に入って頂けるといいのですが・・・。
藤兵衛工房
Posted by しただ郷 at 13:27│Comments(0)
│伝統・歴史