2014年06月14日
三条市長の大冒険
great adventure of Sanjo mayor
6月12日
夢の八十里越

4時半・道の駅集合、5時・吉ヶ平出発です。
市長は連続する椿尾根の登りで「当初、後悔した!」とのことです。番屋乗越あたりから先から登り自体は少なくなります。体も慣れて、その後は割に順調に進みます。
ブナの新緑の美しいブナ坂で、8時半です。

7・29水害で出来たブナ沢の堰止湖やその先の深層崩壊現場に驚きつつ更に進みます。

刀掛の右脇を回り込んで行きます。ブナの巨木に八十里越の奥深い自然を感じとります。
空堀では三条市老人クラブ連合会さんらご一行が待ち受けて下さっていて、サプライズな歓迎を受けます。

鞍掛峠手前のトラバース地帯に雪が残り危険なところがあります。市長には念のためアイゼンを付けてもらいます。

三条市、魚沼市境の鞍掛峠に着きました。
三条市老人クラブ連合会さんからいただいた横断幕を持ち記念写真です。

休憩してるとたくさんのブヨなどの虫が寄ってきます。

腐食植物であるギンショウソウを多く見かけます。トリガタハンショウヅルは三条市老人クラブ連合会の会長さんが植物分類にお詳しい方なので同定していただきました。あちこちサンカヨウが咲き乱れています。ヒメサユリは魚沼市、只見町のものともに、どことなくしただのヒメサユリより花びらがゴツく色が濃い感じがします。

ガクウラジロヨウラク(上)はしただ側にあります。只見町に入るとよく似ているけれどガクの短いウラジロヨウラク(下)でした。ガクウラジロヨウラクはウラジロヨウラクの日本海側変種です。似たような植物相ですが、日本海側のしただと太平洋側の只見町で微妙に植物の種類が違っています。ビックリの発見でした。

市長が気付いた大きなタカはオオタカでした。いろんな動物たちの痕跡が見つかり八十里越の動物の豊かさが感じられます。そう八十里越は日本に残された数少ない野生の王国です。

魚沼市側も雪が残っています。市長!気を付けて。

ほぼ水平に続く道に縦に沢が交差します。その部分が大水で抜けている場合が多くて、高巻きを強いられたり、下って上ってを繰り返すのでとても消耗させられます。

小松横手の手前からの黒姫山です。右側は守門岳です。標高900m以上の続く一帯で晴れていればとても眺めの良い所です。浅草岳も頂上は雲の中です。今日は雨時々曇りといった天気です。眺めはいまいちですが、気温が上がらずに行動は楽です。
田代平近くで五味沢林道側からのサポートが来てくれて、バナナを温かい飲み物の差し入れにありつけます。ここで昼食と僅かに休憩です。五味沢林道も崩れている箇所があり、車はそこまでで手前40分は徒歩で入ってきてくれました。
木の根峠までは相変わらず崩れていてアップダウンを強いられますが、一昨年から比べたら随分歩きやすくなっています。
県境の木の根峠は13時15分です。

只見町側は水平な長い道です。やや下り気味で歩きやすいい道ですが、クロスする沢の渡渉を繰り返します。沢の抜けているところも多く苦労させられます。

松ヶ崎を過ぎればブナの鬱蒼とした原生林を歩きます。只見町には広いブナの林があります。

遂に大麻平に着きました。全員無事到着で、市長も元気にたどり着きました。16時20分です。ここに工事中の289号国道が来ていて、迎えの車とテレビ局がいます。そして、そうこうしていると目黒只見町長が駆けつけてくださいました。ありがとうございます。

本日未明に只見町のユネスコ・エコパーク登録決定の連絡が入りました。その記念すべき日に八十里越の歴史にも新しいページも開かれたのです。
今年は八十里越に三条市・只見町それぞれや合同でのイベントが計画されています。私のような「八十里越ファン」とすれば、人の行き来が盛んになり、古道調査なども進み、この貴重な歴史街道に人々の関心が高まることを願います。
そしてとても楽しい山歩きが出来たことをサポートして下さった多くの方々に感謝します。
さあ、ビールだ!温泉だ!

6月12日
夢の八十里越
新緑のブナ坂
fresh green of Buna-Zaka
國定三条市長が念願の八十里越踏破にチャレンジします。私も同行させてもらいます。三条市7人と只見町3人の合同チームです。私たち三条側はガイド役でしただの山のエキスパートGさんはじめ各団体の代表者と役所関係です。只見側は昨年私たちがお世話になったSさんや只見町観光商工課の方々です。私は何故か「吉ヶ平保存会」を代表しての参加です。他に同行の新聞記者さん1人もいます。fresh green of Buna-Zaka
4時半・道の駅集合、5時・吉ヶ平出発です。
市長は連続する椿尾根の登りで「当初、後悔した!」とのことです。番屋乗越あたりから先から登り自体は少なくなります。体も慣れて、その後は割に順調に進みます。
ブナの新緑の美しいブナ坂で、8時半です。
深層崩壊現場を行く
deep-seated landslides site
deep-seated landslides site
7・29水害で出来たブナ沢の堰止湖やその先の深層崩壊現場に驚きつつ更に進みます。
刀掛の右脇を回り込んで行きます。ブナの巨木に八十里越の奥深い自然を感じとります。
空堀では三条市老人クラブ連合会さんらご一行が待ち受けて下さっていて、サプライズな歓迎を受けます。
アイゼンを履いて雪渓のトラバース
across the snowfield by wearing the crampons
across the snowfield by wearing the crampons
鞍掛峠手前のトラバース地帯に雪が残り危険なところがあります。市長には念のためアイゼンを付けてもらいます。
三条市、魚沼市境の鞍掛峠に着きました。
三条市老人クラブ連合会さんからいただいた横断幕を持ち記念写真です。
虫除けスプレー
insect repellent
insect repellent
休憩してるとたくさんのブヨなどの虫が寄ってきます。

ギンリョウソウ(左上) トリガタハンショウヅル(右上) サンカヨウ(中)
ヒメサユリ(左下は魚沼市、右下は只見町)
plants of Hatijuurigoe
ヒメサユリ(左下は魚沼市、右下は只見町)
plants of Hatijuurigoe
腐食植物であるギンショウソウを多く見かけます。トリガタハンショウヅルは三条市老人クラブ連合会の会長さんが植物分類にお詳しい方なので同定していただきました。あちこちサンカヨウが咲き乱れています。ヒメサユリは魚沼市、只見町のものともに、どことなくしただのヒメサユリより花びらがゴツく色が濃い感じがします。

ガクウラジロヨウラク(上)はしただ側にあります。只見町に入るとよく似ているけれどガクの短いウラジロヨウラク(下)でした。ガクウラジロヨウラクはウラジロヨウラクの日本海側変種です。似たような植物相ですが、日本海側のしただと太平洋側の只見町で微妙に植物の種類が違っています。ビックリの発見でした。

オオタカ(左上) モリアオガエルの泡状の卵塊(左下)
クマの痕跡(右上) カモシカの溜めグソ(右中) ミヤマカミキリ(右下)
animals of Hatijuurigoe
クマの痕跡(右上) カモシカの溜めグソ(右中) ミヤマカミキリ(右下)
animals of Hatijuurigoe
市長が気付いた大きなタカはオオタカでした。いろんな動物たちの痕跡が見つかり八十里越の動物の豊かさが感じられます。そう八十里越は日本に残された数少ない野生の王国です。
魚沼市側も雪が残っています。市長!気を付けて。
ほぼ水平に続く道に縦に沢が交差します。その部分が大水で抜けている場合が多くて、高巻きを強いられたり、下って上ってを繰り返すのでとても消耗させられます。
小松横手の手前からの黒姫山です。右側は守門岳です。標高900m以上の続く一帯で晴れていればとても眺めの良い所です。浅草岳も頂上は雲の中です。今日は雨時々曇りといった天気です。眺めはいまいちですが、気温が上がらずに行動は楽です。
田代平近くで五味沢林道側からのサポートが来てくれて、バナナを温かい飲み物の差し入れにありつけます。ここで昼食と僅かに休憩です。五味沢林道も崩れている箇所があり、車はそこまでで手前40分は徒歩で入ってきてくれました。
木の根峠までは相変わらず崩れていてアップダウンを強いられますが、一昨年から比べたら随分歩きやすくなっています。
県境の木の根峠は13時15分です。
只見町側は水平な長い道です。やや下り気味で歩きやすいい道ですが、クロスする沢の渡渉を繰り返します。沢の抜けているところも多く苦労させられます。
松ヶ崎を過ぎればブナの鬱蒼とした原生林を歩きます。只見町には広いブナの林があります。
遂に大麻平に着きました。全員無事到着で、市長も元気にたどり着きました。16時20分です。ここに工事中の289号国道が来ていて、迎えの車とテレビ局がいます。そして、そうこうしていると目黒只見町長が駆けつけてくださいました。ありがとうございます。
本日未明に只見町のユネスコ・エコパーク登録決定の連絡が入りました。その記念すべき日に八十里越の歴史にも新しいページも開かれたのです。
今年は八十里越に三条市・只見町それぞれや合同でのイベントが計画されています。私のような「八十里越ファン」とすれば、人の行き来が盛んになり、古道調査なども進み、この貴重な歴史街道に人々の関心が高まることを願います。
そしてとても楽しい山歩きが出来たことをサポートして下さった多くの方々に感謝します。
さあ、ビールだ!温泉だ!

モリガメ
2012年09月14日
八木山山頂から見た秋
八木山山頂から見た、東谷・中谷・牛野尾谷。
春の山菜、秋のキノコ採りにと、足腰の鍛錬を兼ねて、八木山には年6回は登る。写真13日撮影
登山道は、良く整備され登りやすい。紅葉の時期に登ってみて下さい。素晴らしい紅葉が
楽しめます。八木神社に安全祈願をし、登山道へ、登り始めて30分~40分くらいて゜山頂へ。
ギンナン 爺

春の山菜、秋のキノコ採りにと、足腰の鍛錬を兼ねて、八木山には年6回は登る。写真13日撮影
登山道は、良く整備され登りやすい。紅葉の時期に登ってみて下さい。素晴らしい紅葉が
楽しめます。八木神社に安全祈願をし、登山道へ、登り始めて30分~40分くらいて゜山頂へ。
ギンナン 爺
2012年01月09日
冬の楽しみ

中浦ヒメサユリ森林公園【キャンプ場】の駐車場から目前に望むことの出来る
しただの里山「重倉山」をご紹介します。
この時期訪れる人も殆ど無くのんびりとスノーシュー・ワカン、トレッキングを
楽しむのに最適な山です。
昨年7月の水害による地滑りで登り口の道標から本来は一直線の谷筋の道を
くねくねと迂回しながら杉の植林地へと歩を進めます。
ショートカットでアッと言う間に杉林を抜け、つづら折りの登りで身体が温まって
ひと汗掻いた頃振り向けば目の前には粟ケ岳が・・
更にジグザグの登りが続き尾根に辿り着く直前で雪の中でも青々と茂っている
ヒメアオキと越の寒葵が疲れを癒してくれた。
尾根道に上がって頂上に向かう前に寄り道で直進すると白く輝く弥彦山が左に
国上山、右には角田山がクッキリと浮かび上がっていました。

頂上付近からはどっしりとした粟ケ岳と眼下にはヒメサユリ森林公園

尾根の最先端から望む袴腰山・高城方面


スノーシュー歩きの楽しみは何と言っても雪の中を自在に歩く事が出来る事です
登山道が整備されていない藪山でも積雪のある冬季間なら頂きを踏むことが出来
樹木の冬芽観察や小動物の足跡(アニマルトラッキング)観察しながらのんびり散策
することです。
目の前にリスや兎が飛び出て来ることもあって感動と発見の連続です
とは言っても冬の山は低山と言えども気象の急変や時期的に日没時刻が早い事、
又、雪で覆われている沢や用水路などの険個所もありますのでそれなりの装備が
必要となります。
ある程度経験が有ったり慣れた山であっても単独行動は控えましょう。