2012年12月31日
しただの餅つき〜その1〜♪

年末の恒例行事、餅つきを行うお宅へおじゃましました。
ガレージで、ふかしたもち米を早速臼に入れてつき上げます。
餅つきは二人一組でやるのが基本、当たり前ですが、息が合わないとできません。
今回はお兄さんがついて、弟さんが水を付けるご兄弟コンビです。

この杵と臼で付きます。臼はケヤキの木をくりぬいて作られた貴重なもの、まだまだ現役です。普通の2倍ぐらいの太さの杵でつくので、短時間で仕上がり、コシの強いお餅になります。

餅をなんと手伸ばししています。
普通はめん棒を使いますが、こちらの方は元お餅屋さんの職人さん、プロの技です。

この、わっぱで蒸し上げる風景も最近は少なくなりました。
木の香りがついて、餅の風味がさらに良くなります。
美味しさの秘訣は様々な道具にあります。そこに秘められた先人の知恵が手作りの味を作り上げています。
ひー
タグ :餅つき
2012年12月29日
しただの古民家〜その4〜

北五百川にある古民家におじゃましました。
安永元年(1772年)に建てられたという目黒さんのお宅、屋号は北蔵(きたぞう)さんです。
建てられた当時はクズ家(茅葺きの家)だったそうで、かなり年季が入っています。240年前ですものね。

まず、目に入ったのは立派な神棚です。
とても信仰心の厚いお宅で、様々な神様が祀られていました。

その中でもしただらしいと感じたのはこちら、「山の神様」「田の神様」です。神社にお願いするとセットで購入できるそうで、各集落の世話人(多くは自治会長)さんから配られます。
毎年11月23日(勤労感謝の日)には森町の世話役の方たちが八木神社に集まり、新嘗祭が行われます。その時に配られるようです。

この古時計、ゼンマイをかければまだ動くそうです。おそらく明治のものではないかと言われていました。

今回、お邪魔した最大の目的はこの柱を拝見することです。
「手斧がけ」(ちょうながけ)といわれる道具で作られています。
(手斧についてはこちらをご参照ください。
http://www.takumi-homes.com/yomimono/daikudougu/0017-chouna.htm)
カンナを使わずに作られた柱、見事です。

隣のお部屋は「庭」と呼ばれる農作業用の板場になっています。
その部屋の天井は見事に茅葺きの家の面影を残していました。
しただ郷の歴史を感じさせる、趣のあるお宅でした。
ひー
2012年12月29日
久々の青空
12月29日
久々に訪れた晴天は、霧につつまれた朝となった。残る日は30日31日と、このまま好天が続き元日は穏やかな天候で迎えたいものだ。29日、自宅脇の積雪38㎝。
なにかとコメントをいただき、ありがとうございました。巳年も宜しくお願い致します。
ギンナン 爺

長野から霧につつまれた粟ケ岳
久々に訪れた晴天は、霧につつまれた朝となった。残る日は30日31日と、このまま好天が続き元日は穏やかな天候で迎えたいものだ。29日、自宅脇の積雪38㎝。
なにかとコメントをいただき、ありがとうございました。巳年も宜しくお願い致します。
ギンナン 爺
2012年12月27日
2012年12月26日
カメムシのこと stink bug
嫌な人はパスしてください

あまり好きな人はいないでしょうが、我が家の同居者なので紹介させていただきます。写真も小さく控えめにしました。ウッドデッキに出たら死骸が転がっていたので撮ってみました。
上のオオトビサシガメは肉食性の大型サシガメで、小さな虫を口吻で刺して体液を吸います。人も刺されることがあるそうですが、動作がゆっくりなのでよほどドジな人でないとそういうことはないでしょう。私は他の虫を退治してもらおうと大切に扱っています。
下のクサギカメムシが問題児です。オオトビサシガメの数は少ないので気になりませんが、クサギカメムシはものすごい数で集団越冬します。薪の隙間にたくさんいます。そして臭いんです。つままなければ臭いを発しませんが、暖かい部屋のあちこちを歩くまわるのでほっておけません。去年はものすごい数が晩秋に民家に集まりました。「私は灯油を入れたペットボトルに集めてる」とか、いろんな人がいろんなことを言っていたのでどこの家でも苦労するくらい出たようです。今年は秋のうち暫らくウロウロしているやつを捕まえましたが、冬になったらあまり見かけなりました。もちろん越冬場所に潜んでいるからでしょうが、去年の比ではありません。カメムシの数も年によってかなりの変動があるようです。


カメムシ 2種
あまり好きな人はいないでしょうが、我が家の同居者なので紹介させていただきます。写真も小さく控えめにしました。ウッドデッキに出たら死骸が転がっていたので撮ってみました。
上のオオトビサシガメは肉食性の大型サシガメで、小さな虫を口吻で刺して体液を吸います。人も刺されることがあるそうですが、動作がゆっくりなのでよほどドジな人でないとそういうことはないでしょう。私は他の虫を退治してもらおうと大切に扱っています。
下のクサギカメムシが問題児です。オオトビサシガメの数は少ないので気になりませんが、クサギカメムシはものすごい数で集団越冬します。薪の隙間にたくさんいます。そして臭いんです。つままなければ臭いを発しませんが、暖かい部屋のあちこちを歩くまわるのでほっておけません。去年はものすごい数が晩秋に民家に集まりました。「私は灯油を入れたペットボトルに集めてる」とか、いろんな人がいろんなことを言っていたのでどこの家でも苦労するくらい出たようです。今年は秋のうち暫らくウロウロしているやつを捕まえましたが、冬になったらあまり見かけなりました。もちろん越冬場所に潜んでいるからでしょうが、去年の比ではありません。カメムシの数も年によってかなりの変動があるようです。

モリガメ
2012年12月24日
クリスマス寒波 Christmas cold wave
2012年12月18日
笠堀マタギ

江戸時代マタギの里として村松藩から熊狩りの免許をいただき、野口源右ェ門正国直伝の「坂東吾妻流鶴翼の陣」を、今日まで伝えた笠堀集落のマタギ衆。写真は、それを伝える大正初めの写真である。上列左はしの少年Kさんは、明治37年1月生まれ。そこから推察すると大正2年前後か。手甲脚絆・ワラジばき、雨がふれば蓑笠だ。猟銃は村田銃の、24番くらいかとにかく長い銃だ。その頃の銃は不発が多く、熊狩りは大変危険だったと聞いておる。下列真ん中の人は、高倉健なみのよか男だ。

昭和40年初めまで使用する散弾は、各自て゜作っていた。鉛を溶かし形に流し込んで作り、火薬は黒色(今は無煙火薬)ケースは真鍮だった。写真は、散弾作りの道具の一部。左上は手作りの脚絆。昔は何でも手作り、猟師は楽でなかった。
ギンナン 爺
Posted by しただ郷 at
20:33
│Comments(4)
2012年12月14日
雪の晴れ間に

今日は早々としみわたりができた。力強いヤマドリの足あと、雄鶏だ。昔は沢山いたが、今は少なくなった。鉄砲の性能が良くなったのか、天敵か、自然が無くなったのか、分からない。
雪の守門岳。朝方は一面の青空、写真を撮るのには良い条件がそろった。
長野集落サケの寒中干し。近年干さなかったが、今年は、五十嵐川のサケがぶら下がっていた。干し上がると燻製とちがった美味さ、酒の肴にもってこいじゃ。爺も若干干した。
ギンナン 爺


Posted by しただ郷 at
20:55
│Comments(7)
2012年12月12日
梢の輝き treetops glisten
高い高い杉の梢が雪に輝いて high cedar trees canopy shines with snow
I'm dreaming of a white Christmas
Just like the ones I used to know
Where the treetops glisten,
and children listen
To hear sleigh bells in the snow
Just like the ones I used to know
Where the treetops glisten,
and children listen
To hear sleigh bells in the snow

モリガメ
タグ :雪の梢
2012年12月11日
しただに笹団子屋ができました!
普通、笹団子はヨモギを繋ぎにしていますが下田では
ごんぼっぱ(オヤマボクチ)を繋ぎに使った笹団子です。

今までは、下田のごんぼっぱ笹団子を買うには下田の加工所で作られた団子を直接連絡して買うか、三条などのイベントや道の駅でしか買えませんでした。しかし!!
なんと下田の曲谷290号線沿いに笹団子屋さんが出来ました!!(待っていた人も多いはず)
まだ準備段階でしたが少しお店を見に行って来ました。
中に潜り込んだらなんと!ラジオハートさんの生放送をしてました。隅っこで撮影
五十嵐祐子さんと木村ゆうこさんの偶然の出会い(再会)で笹団子を作ることになったエピソードや商品の説明などなど1時間の生放送でした。

店内はアットホームな感じで中で壁に掛けてある写真は五十嵐さんの娘さんが撮影した写真や、テーブル・イスは全部手作りのオーダーメイド品、飲み物の器は下田に工房がある「みひろ窯」さんの湯呑.
すべてがこだわったお店が12月20日オープンします。 月曜定休の9:00~18:00の営業時間です。
是非皆様もお立ち寄りください。


この看板が目印
ご空
ごんぼっぱ(オヤマボクチ)を繋ぎに使った笹団子です。
今までは、下田のごんぼっぱ笹団子を買うには下田の加工所で作られた団子を直接連絡して買うか、三条などのイベントや道の駅でしか買えませんでした。しかし!!
なんと下田の曲谷290号線沿いに笹団子屋さんが出来ました!!(待っていた人も多いはず)
まだ準備段階でしたが少しお店を見に行って来ました。
中に潜り込んだらなんと!ラジオハートさんの生放送をしてました。隅っこで撮影
五十嵐祐子さんと木村ゆうこさんの偶然の出会い(再会)で笹団子を作ることになったエピソードや商品の説明などなど1時間の生放送でした。
店内はアットホームな感じで中で壁に掛けてある写真は五十嵐さんの娘さんが撮影した写真や、テーブル・イスは全部手作りのオーダーメイド品、飲み物の器は下田に工房がある「みひろ窯」さんの湯呑.
すべてがこだわったお店が12月20日オープンします。 月曜定休の9:00~18:00の営業時間です。
是非皆様もお立ち寄りください。
この看板が目印
ご空
2012年12月10日
使い捨てカイロありませんか・・・?
皆さん、日頃使われる「使い捨てカイロ」
これが水質を改善するものに生まれ変わるという話、聞いたことがありませんか?
しただに住む農業者の方がこの取り組みに一生懸命関わっていらっしゃいます。
そしてこの度、大浦小学校と三条東公民館で講演会をおこなうことになりました。
山口大学の杉本幹生先生がお見えになります。
これを機会に、環境活動の輪がしただ・三条に広まっていくといいですね。
また、使い捨てカイロは「いい湯らてい」「はやぶさ(㈱下田郷開発観光開発事業部)」「JA南蒲しただ支店」でも回収しています。回収されたカイロはその農業者の方の手により粟島に送られています。
ひー
2012年12月07日
しただの古民家~その3~
雪がしんしんと降る中、笠掘集落のとあるお宅にお邪魔しました。
笠掘姫の家の分家に当たるという、熊倉さんのお宅です。
珍しい、曲り家のつくりは、昔馬を買っていた名残だそうで、向かって右側に馬屋があったそうです。
トラクターも耕運機もなかった時代、馬や牛が農業を支えてくれていました。その名残がいまだに残っています。
85歳になるおばあちゃんが出迎えてくれました。
外に飼っている犬は猟犬「ロッキー」、ポインターです。
ご主人は長年猟友会の会員です。
こちらのお宅は寛永年間に立てられたという木札が屋根裏に貼り付けてあったということで、300年も続いているというお宅です。
その中でも、こちらの仏壇はとても立派です。
笠掘姫のお屋敷から引き継いだという仏壇、漆の上に金泊が貼られていたようです。
かなりの年代物です。
こちらの鐘も漆塗りの、年代物らしい風格。
そして、最奥地の笠掘らしく、熊の毛皮がありました。
ご主人が取られたものをフェルトで裏張りして、大事に扱っていらっしゃいました。
こちらは狸の毛皮で作られた腰巻、あったかそうです。
生きているかのようにも見えるテンの剥製。
山奥ならではのくらし・文化を垣間見させていただきました。
2012年12月04日
「八十里越」という本
A book named 'Hatijuurigoe'

何気に立ち寄った地元の図書館で「八十里越」というタイトルの本を見つけました。平成元年6月発行で、社団法人北陸建設弘済会編集・発行となっていました。編集委員会、編集委員は、丸山幹雄、高橋忠夫、武川武彦、尾身榮一、中邨脩、長谷川好となっています。表紙のわけわからないイラストは松ヶ崎あたりの雰囲気です。
面白いかどうかはともかく200ページ超の八十里越えに関した本の資料性はすごいです!

何気に立ち寄った地元の図書館で「八十里越」というタイトルの本を見つけました。平成元年6月発行で、社団法人北陸建設弘済会編集・発行となっていました。編集委員会、編集委員は、丸山幹雄、高橋忠夫、武川武彦、尾身榮一、中邨脩、長谷川好となっています。表紙のわけわからないイラストは松ヶ崎あたりの雰囲気です。
面白いかどうかはともかく200ページ超の八十里越えに関した本の資料性はすごいです!

モリガメ
タグ :八十里越え
2012年12月03日
冷えた朝 cold morning
12月3日

部屋の中は薪ストーブで窓は二重ガラスなので、朝冷えていたのに気づきませんでした。天気が良くて放射冷却だったようです。外は氷の世界でした。


小さなツララと水たまりの氷 icicle and puddle ice
部屋の中は薪ストーブで窓は二重ガラスなので、朝冷えていたのに気づきませんでした。天気が良くて放射冷却だったようです。外は氷の世界でした。

モリガメ
2012年12月02日
冬の手仕事
竹篭に活けられたテッセン、実はこれ、造花なんです。
遠目から見ると、本物かと思うほどきれいです。
名下にお住まいのもうすぐ80歳になられるおばあちゃんが手作りされたものです。
他にもこんなものを作られます。
毛糸で編んだ干支の動物たち…。かわいらしいですね。
小さいお子さんが喜びそうです。
下田の長い冬、冬篭りの支度を終えて、ボケ防止にと始められた手作り工芸品、
これから様々な作品ができると、来春オープンの道の駅に並ぶようになります。
どんなものが並ぶかは、これからのお楽しみです。
ひー
2012年12月02日
リニューアルした、しただの人気店~♪
しただの荻掘にある、「横田精肉店」さんが改装リニューアルオープンされました。
肉売場に立つには横田さんの看板奥さん、タヅ子さんです。
いつも明るい笑顔と楽しい会話でお客さんを楽しませてくれます。
そして横田さんの売りはなんと言っても、鮮度の良い「下田豚」です。
オーダーすれば、その場でカットもしてくれます。
入り口入ってすぐはご覧のようなすっきりした売場になりました。
揚げ物売場は今までどおり、声をかければすぐに作ってくれます。
手作り惣菜もごらんのように、所狭しと並んでいます。
今回は全日食チェーンに入っての営業とのことで、店内はとても明るくなっていました。
これからも地元の人たちの食生活を支えていく「横田精肉店」であってもらいたいものです。
ひー
タグ :ヨコタ
2012年12月02日
2012年12月02日
しただ郷自然くらぶ忘年会
a year-end party of Shitadagou Nature Club
12月1日

しただ郷自然くらぶの、ガイドブックの出版記念会を兼ねた、忘年会をやりました。高城・「ヒメサユリの小径」ガイドブックが出来たのに、なかなかみなさんの都合がつかずに、出版記念会が忘年会と一緒になってしまいました。それを含めて今年の反省や来年のことと、酒を酌み交わし料理をつつき楽しく語り合えました。めでたしめでたしです。しただ郷自然くらぶはこうでなくちゃ!それにしても何時もながらの美味しい料理の「もつ平・昭和ほるもん」さんに感謝、感謝!

12月1日
もつ平さんで at restaurant Motuhei
しただ郷自然くらぶの、ガイドブックの出版記念会を兼ねた、忘年会をやりました。高城・「ヒメサユリの小径」ガイドブックが出来たのに、なかなかみなさんの都合がつかずに、出版記念会が忘年会と一緒になってしまいました。それを含めて今年の反省や来年のことと、酒を酌み交わし料理をつつき楽しく語り合えました。めでたしめでたしです。しただ郷自然くらぶはこうでなくちゃ!それにしても何時もながらの美味しい料理の「もつ平・昭和ほるもん」さんに感謝、感謝!

モリガメ
Posted by しただ郷 at
11:29
│Comments(0)
2012年12月02日
2012年12月01日
雪が舞った一日


雪をかぶった上柿下ほおずき

昨年より遅れて、下田は午前中から雪が舞った。2時頃まで小降りだったが、2時過ぎからはちょつと強くなり、屋根、道路などは白く雪化粧。厳しくて長い々冬が始まったばかりだ。
ギンナン 爺
Posted by しただ郷 at
17:00
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