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Posted by LOGPORT運営事務局 at

2014年06月28日

今年最後の山菜採り



この山は6年ぶり。藪になったが、幸い鉈目が残っており、それを頼りに道を切り開きながら、奥へ奥へ。

ブナの木にくっきりと、刻まれた文字は、昭六十三年十月十三日の文字。舞茸採りにしては、変だ。


目指す山菜は雪ノ下。今年は、雪の消え方が変だ。例年よりも雪の消えるのが遅い。出ているのは、写真のような伸び方で、採ることならず、この日は収穫ぜろ。今日で今年の山菜とりは終り。



山菜は駄目だったが、シラネアオイと、カタクリが真っ盛り、いい色だね。

 ギンナン 爺
  

Posted by しただ郷 at 20:57Comments(0)自然

2014年06月25日

天保古道調査

road of the Edo period
6月23日




八十里越えの古道調査です。
只見町の古道研究家Hさん、加茂のTさん、吉ヶ平の語り部Haruちゃんと私で行きます。
7時吉ヶ平出発です。椿尾根への登りから守門岳が美しく見える朝です。

現在の八十里越えルートは明治27年の開削によるものです。
それ以前の道には中道、古道・・・といく通りものルートがありますが、天保14年開削の天保古道がよく残っており大々的な開削事業によるものです。
只見町側の古道はHさんらの熱意もありかなり調査も進んでいます。新潟県側調査はその緒についたばかりです。
前回の調査でよく残っているらしい、番屋乗っ越し〜関屋ツンネ(明治新道では、番屋乗っ越し〜関屋横手に相当)と椿尾根〜番屋乗っ越し(明治新道の上部にある尾根周辺のルート)を実踏調査します。
そして、テープ巻きや刈り払いなど若干の整備にもチャレンジします。




ちょっとラフな結論ですが、荷車を通す規格で作られたトラバースの多い明治新道より、牛馬を通す規格の尾根道メインの天保古道の方が、崩壊しにくい地形に付けられているということです。従って、歩いてみると(藪漕ぎして)とてもしっかり道型が残っているのがわかります。刈り払いなど少し整備すれば歩きやすいルートに復活出来そうです。




しかも、尾根沿いを歩くのが多いのでよい展望が開けています。
八木ヶ鼻、袴腰山、大谷ダム、粟ヶ岳(上のカット)や粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳(下のカット)と、川内・下田山塊が一望です。




長い時間の経過はかつて賑わった街道を獣道に変えています。
クマの糞・爪痕(上の3カット)、謎の巻糞(4カット目)、タカ(多分クマタカ?)に襲われたノウサギの毛(下のカット)と濃厚に野生動物の痕跡があります。




よく道が残っているとは言え、大崩壊したところもあるし写真のように蔓(これは腕よりも太いヤマブドウ)の覆われた箇所もあります。長い時間の経過はしかたありません。

藪漕ぎの連続にも関わらず14時半には吉ヶ平に戻れました。天保古道全体の状態の良さのおかげです。よい調査結果が得られました。

今後更なる調査整備をすれば、明治新道なみに歩ける道になります。
天保古道、明治新道を組み合わせれば素晴らしいルートが組めます。八十里越えの奥深い魅力を更に発揮させることが可能になります。



モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 02:03Comments(1)

2014年06月23日

探したらあった





先日、三条新聞の合流点。探しています・下田郷の昔話の本。今日探してみたら、昭和51年鹿峠中学校編だけが、ありました。
記事によれば、下田郷は昔話の宝庫であるとか、研究者も高く評価している下田の宝物、大事にしてください、と書いてある。という本ならば、大事にしょう。

 ギンナン 爺
  

Posted by しただ郷 at 14:04Comments(0)

2014年06月20日

薪割はスポーツ!

wood-splitting is a kind of sport
6月19日



毎日薪割をしています。疲れで全身が痛いです。
太くなり過ぎた木が多いので、割るのも力技です。中には直径50cmほどのやつもあります。ピンクのちり取りと大きさを比べてください。(上)
しんどいけれどスパッと割れた時の爽快感はたまりません。意外と楽しい作業です。薪割り機を買えば楽になるでしょうが、この楽しさは手で割らないとあじわえません。しんどくてどうしょうもなくなったら機械を買いますがしばらく体力のあるうちは手割でいきます。

今まで積んでいたところが高くなりすぎて積むのが大変になってきました。(左下)新しいところに別に積み始めました。(右下)薪作りは運んだり、積んだりと薪を割る以外の作業も手間です。まあ、温かい冬に備えて頑張ります。



モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 01:31Comments(0)レジャー・アウトドア

2014年06月19日

八十里越・今から31年前の記録より

今から31年前の昭和58年(1983)6月19日に、当時の森町小学校6年生29人が、ふるさとの歴史と、先人の苦労をしのぼうと八十里越踏破に臨んだ。

当時の新潟日報記事。写真は吉田さん宅


吉ヶ平分校をまもなく出発。右下鞍掛峠




上・番屋乗り越えで一休み、皆いたかと、6年生担任吉野先生。。下・鞍掛峠は近い頑張れと、赤い帽子のお父さん。刀掛けの下あたりかな

生徒たちは、八十里越の資料を集めたり、八十里越を馬に荷をつけ往来した経験を持つ当時79歳の吉田進さん宅を訪れ、体験談を聞いたりしてこの日に備えた。
当日の参加者は、6年生29人・教師4人(記憶が薄れたが)と、PTA会長、ほぼ同数の父母が参加した。
下田山岳会の藤井さんが先導、私がしんがりを受け持ち、朝6時に小雨の旧吉ヶ平分校を後にした。幸いに椿尾根あたりまで来たら雨は上がり、楽しい八十里越になったと頭に残っている。
なお、全コースは日帰りが無理とのことで、五味沢林道まで歩きそこから帰りはバスで帰校した。
その後何年かはこの八十里越が、行われた。

 ギンナン 爺




  

Posted by しただ郷 at 05:27Comments(0);歴史

2014年06月19日

騒がしい森 noisy forest

6月18日




「今日のモリガメの森は騒がしいなー!」とアマガエルです。




そうなんです。
昨日、今日と続けて薪出しをしています。切り倒して置いた木を山から下ろします。だいぶ頑張ったのですが、まだかなり山に残っています。木が重くかなり疲れます。雨で道が濡れると滑るので軽トラで運び出せなくなります。午後から雨の予報だったのですが、夜になるまで降りませんでした。
西蒲区の友人夫婦が笹団子用の笹採りにみえました。やはり、午後の雨の予報で、朝のうちにということで来たそうです。山の中で、きれいに切りそろえ束にしてます。
ここのところ、笹採りは入れ替わり立ち代わり、いろんな人たちが入っています。

結局、アマガエルの待つ雨は夜になってから少しだけでした。
夜は夜で、キツネは鳴くし、フクロウは鳴くしで賑やかな初夏の闇でした。



モリガメ



  


Posted by しただ郷 at 01:44Comments(0)自然

2014年06月16日

梅雨の中のひとコマ

早いもので21日は夏至。真夏の足音が,すぐそこまで。


満開のバラと、花から実へと変わり始めたマタタビ。




休耕田でエサを求めるカモ。気になるので近づいたら蜜蜂の巣箱だった。

今日16日は気分爽快の晴れになった。今年の梅雨はどんな梅雨になるのか。

 ギンナン 爺


  

Posted by しただ郷 at 10:35Comments(0)自然

2014年06月15日

道の駅周辺ロケハン

location hunting for Guided Tour

しただ郷自然くらぶ

6月14日

8月2日(土)道の駅周辺ガイド、8月3日(日)道の駅周辺サイクリングを予定しています。今日はそのためのロケハンをします。




道の駅周辺ガイドは、漢学の里裏の農道→庭月集落・旧民家→事代社神社→ねずみ薬師下の谷地と周ります。

道の駅周辺に、こんなにしただの里山の自然が見れることにビックリでした。




”珍風景”です。薪小屋の屋根を突き上げるタケノコでした。

午後からは、サイクリングです。山なみロード→八木橋→八木ヶ鼻下駐車場→八木神社→最明寺→長禅寺→鶴亀橋と周る予定です。




始めは雨交じりでしたが、次第に晴れてきました。しただ郷巡りに自転車はいいですよ。




最明寺の池にたくさんのトノサマガエル(準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト))がいました。しかもオタマジャクシからカエルになったばかりの小さなトノサマガエルもたくさんいました。

本番イベントには是非ふるってご参加を!



モリガメ







  


Posted by しただ郷 at 07:14Comments(0)

2014年06月15日

落ちた飛行機の正体 dogwood

6月14日

先日秋田県の山中で「軽飛行機墜落か!」というニュースがありました。ところがそれは山の斜面に咲くヤマボウシの花を遠目に見た間違いだったそうです。




しただ郷でもヤマボウシが白い影で山肌を飾っていいます。




この花がその正体です。今年は特にたくさん咲いているようで秋田のニュースのような見間違えが起きたのでしょう。



モリガメ


  


Posted by しただ郷 at 07:02Comments(0)自然

2014年06月14日

三条市長の大冒険

great adventure of Sanjo mayor
6月12日

夢の八十里越


新緑のブナ坂
fresh green of Buna-Zaka

國定三条市長が念願の八十里越踏破にチャレンジします。私も同行させてもらいます。三条市7人と只見町3人の合同チームです。私たち三条側はガイド役でしただの山のエキスパートGさんはじめ各団体の代表者と役所関係です。只見側は昨年私たちがお世話になったSさんや只見町観光商工課の方々です。私は何故か「吉ヶ平保存会」を代表しての参加です。他に同行の新聞記者さん1人もいます。
4時半・道の駅集合、5時・吉ヶ平出発です。

市長は連続する椿尾根の登りで「当初、後悔した!」とのことです。番屋乗越あたりから先から登り自体は少なくなります。体も慣れて、その後は割に順調に進みます。
ブナの新緑の美しいブナ坂で、8時半です。


深層崩壊現場を行く
deep-seated landslides site


7・29水害で出来たブナ沢の堰止湖やその先の深層崩壊現場に驚きつつ更に進みます。




刀掛の右脇を回り込んで行きます。ブナの巨木に八十里越の奥深い自然を感じとります。
空堀では三条市老人クラブ連合会さんらご一行が待ち受けて下さっていて、サプライズな歓迎を受けます。



アイゼンを履いて雪渓のトラバース
across the snowfield by wearing the crampons



鞍掛峠手前のトラバース地帯に雪が残り危険なところがあります。市長には念のためアイゼンを付けてもらいます。




三条市、魚沼市境の鞍掛峠に着きました。
三条市老人クラブ連合会さんからいただいた横断幕を持ち記念写真です。


虫除けスプレー
insect repellent


休憩してるとたくさんのブヨなどの虫が寄ってきます。


ギンリョウソウ(左上) トリガタハンショウヅル(右上) サンカヨウ(中) 
ヒメサユリ(左下は魚沼市、右下は只見町)
plants of Hatijuurigoe


腐食植物であるギンショウソウを多く見かけます。トリガタハンショウヅルは三条市老人クラブ連合会の会長さんが植物分類にお詳しい方なので同定していただきました。あちこちサンカヨウが咲き乱れています。ヒメサユリは魚沼市、只見町のものともに、どことなくしただのヒメサユリより花びらがゴツく色が濃い感じがします。




ガクウラジロヨウラク(上)はしただ側にあります。只見町に入るとよく似ているけれどガクの短いウラジロヨウラク(下)でした。ガクウラジロヨウラクはウラジロヨウラクの日本海側変種です。似たような植物相ですが、日本海側のしただと太平洋側の只見町で微妙に植物の種類が違っています。ビックリの発見でした。


オオタカ(左上) モリアオガエルの泡状の卵塊(左下) 
クマの痕跡(右上) カモシカの溜めグソ(右中) ミヤマカミキリ(右下)
animals of Hatijuurigoe


市長が気付いた大きなタカはオオタカでした。いろんな動物たちの痕跡が見つかり八十里越の動物の豊かさが感じられます。そう八十里越は日本に残された数少ない野生の王国です。




魚沼市側も雪が残っています。市長!気を付けて。




ほぼ水平に続く道に縦に沢が交差します。その部分が大水で抜けている場合が多くて、高巻きを強いられたり、下って上ってを繰り返すのでとても消耗させられます。



小松横手の手前からの黒姫山です。右側は守門岳です。標高900m以上の続く一帯で晴れていればとても眺めの良い所です。浅草岳も頂上は雲の中です。今日は雨時々曇りといった天気です。眺めはいまいちですが、気温が上がらずに行動は楽です。

田代平近くで五味沢林道側からのサポートが来てくれて、バナナを温かい飲み物の差し入れにありつけます。ここで昼食と僅かに休憩です。五味沢林道も崩れている箇所があり、車はそこまでで手前40分は徒歩で入ってきてくれました。

木の根峠までは相変わらず崩れていてアップダウンを強いられますが、一昨年から比べたら随分歩きやすくなっています。
県境の木の根峠は13時15分です。





只見町側は水平な長い道です。やや下り気味で歩きやすいい道ですが、クロスする沢の渡渉を繰り返します。沢の抜けているところも多く苦労させられます。



松ヶ崎を過ぎればブナの鬱蒼とした原生林を歩きます。只見町には広いブナの林があります。




遂に大麻平に着きました。全員無事到着で、市長も元気にたどり着きました。16時20分です。ここに工事中の289号国道が来ていて、迎えの車とテレビ局がいます。そして、そうこうしていると目黒只見町長が駆けつけてくださいました。ありがとうございます。




本日未明に只見町のユネスコ・エコパーク登録決定の連絡が入りました。その記念すべき日に八十里越の歴史にも新しいページも開かれたのです。

今年は八十里越に三条市・只見町それぞれや合同でのイベントが計画されています。私のような「八十里越ファン」とすれば、人の行き来が盛んになり、古道調査なども進み、この貴重な歴史街道に人々の関心が高まることを願います。

そしてとても楽しい山歩きが出来たことをサポートして下さった多くの方々に感謝します。
さあ、ビールだ!温泉だ!



モリガメ






  


Posted by しただ郷 at 03:53Comments(0)登山 夕焼け

2014年06月11日

子供と自然 Children and Nature

6月10日




ここのところこの時期にしただ郷の小学生を、ガイドして高城に上るのが恒例になっています。今年はヒメサユリの開花が早く、ヒメサユリの花を見せてあげることは出来ませんでした。
それでも、ホウノキの葉でお面を作ったり(上)、笹笛を作ったりして遊びのネタはいろいろあります。高城城主や、諸橋徹次博士の墓を見たり(左下)、ゴヨウマツ(三条市の木)とアカマツの違いを松葉で調べたり(右下)現場に出ての学習も楽しかったんじゃないかな。




子供たちは大人から習うだけじゃなく、とてもクリエイティブです。

「ヒメサユリ 絶滅危惧種 大切に」

なんて即興で俳句を詠んだり(上)、鹿の角に似た木の枝を拾って「遷都くん」とか言ったり、杉の実を蹴って下り坂でサッカーしたりと次々に遊びを造りだします。

クマイチゴやモミジイチゴなどキイチゴもこの時期ならでの味わいです。小さい時に味わう、野生の甘酸っぱい味はいつまでも記憶に残ることでしょう。

みんな楽しかったかーい!



モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 01:24Comments(0)自然

2014年06月07日

モリガメ山は大賑わい

bamboo leaf picking in Morigame's mountain
6月6日




朝一に畑に行ってから、その後山仕事です。薪出ししたり、薪割りしたりです。薪用に切り倒した木が山の中にたくさんあり、とても一日に下ろしきれる量ではありません。暇を見つけてチョコチョコ出すしかないです。薪割りしていたらウバタマムシがいました。タマムシと比べ随分地味です。ウバユリとかウバザクラとかチョイと失礼な言い方ですよね。




今日も朝早くから、「道の駅・笹団子」グループさんが笹採りに入っておられました。2時近くまで頑張って採ってられました。
何時も一人で山仕事ですが、今日みたいに山に楽しそうな女性の声がすると、山が華やいだ感じでいいです。




本日、うちの山は笹採りのダブルヘッダーです。「道の駅・笹団子」グループと入れ替えに、「新潟市・アグリパーク」グループの笹採りです。こんな賑やかなモリガメ山は始めてです。
6月28日オープン予定の「新潟市・アグリパーク」は、農業が楽しく学べる教育ファームになるようですよ!
笹団子作り体験用にモリガメ山の笹が使われます。薪割り体験も計画されているようで、たまたまあった太い薪用の切り株を薪割りの台に使いたいとのこと、2株お持ち帰りいただきました(左下)。
本当にいろいろ体験できて楽しそうですね。



モリガメ
  


Posted by しただ郷 at 02:10Comments(0)農産物

2014年06月06日

新潟県梅雨入り rainy season

6月5日


梅雨空(上) トマト挿し木(下)
rainy sky and cutting of tomato


遂に新潟県も梅雨入り宣言です。

ズーッと晴れが続きカラカラだった、しただ郷も今日少し雨が降りました。
そこでトマトの枝を切って挿し木(挿し芽)しました。トマトは結構挿し木で増やすことが出来ます。最近のトマトは品種登録された商品ばかりですから、あまり大々的に挿し木するのは音楽などのCDのコピーみたいに問題が起きるでしょうね。

梅雨入りとはいえ向こう1週間ほど予報は曇りです。今日も思ったほどの雨は降りませんでした。程よく降って欲しいものです。ただ、12日はまた八十里越えを歩いて只見町に行くので降らないで欲しいです。とかなんとか、都合の良いように空にお願いしています。



モリガメ


  


Posted by しただ郷 at 01:07Comments(0)自然

2014年06月06日

笹が採り頃

bamboo leaf for Sasadango, the bamboo dumpling
6月5日




物々しい雰囲気ですが、ウクライナの親ロシア派の集まりではありません。朝うちの前に集結した「笹採り超(超越)美女集団」です。今は超越していても、ン十年前は皆さんはとても美しかったでしょうね。私の畑仲間でもあります。イチゴを食べて景気づけして(上)、さっそうと山に入ってゆきます(下)。
それはともかくうちの山の笹が笹団子に最高の状態になってきました。そこで今日からその笹採りが始まったわけです。普段はビッシリ生えて邪魔者の笹ですが、笹団子には必須です。彼女たちの作る笹団子は美味しくて「道の駅 漢学の里しただ」で評判の人気商品です。その笹団子にうちの山の笹が使われることになってんです。

他に6月末にオープンする新潟市白根の「アグリパーク」の笹団子作りにも使われるし、何人か友人たちの笹団子にも使われます。笹的にはとても良質な笹です。



モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 01:06Comments(0)

2014年06月03日

継之助の道を行く follow the old road of Tsugunosuke

6月1~2日

マドンナのマトン

今日、「しただ新緑ロードレース」の後だったので辛かったのですが、「只見のマドンナがマトンを持ってくる。」という誘い言葉につられて、吉ヶ平に泊まることにしました。




翌朝、水原からのメンバー以外が吉ヶ平に集結し、作戦会議兼祝宴です。




天の川の見える星空の露天風呂(手造り五右衛門風呂)で最高の解放感(周りに囲いが全くない。)を味わい、只見のマトンなどで酒を酌み交わし楽しい夜ですが、翌朝のことを考えて早々に眠りにつきます。

天保古道の発見




只見町、水原、加茂、白根、燕、三条と八十里越えファンが集結。5時40分スタートです。


守門岳(上)、大岳(下)
Sumondake(L), Otake(R)


新道(明治開削の道)を順調に進みます。高度を上げるにつれて、網張岳が見え、さらに守門岳頂上、大岳が見えてきます。


番屋山斜面(上) ウスバシロチョウ(下)
slope of Banyasan(top) and Japanese Clouded Apollo(bellow)


上は番屋山の急斜面です。昨年は草丈が低く天保古道(河井継之助が通った道)がジグザグに上っているのが見て取れたところです。右側が椿尾根です。一隊が椿尾根を上がり、左の草薮から椿尾根を越えて右に続く天保古道を確認してきました。何と古道で平らになった部分を利用して作られた炭焼き窯跡まで発見しました。左側は写真のように草に覆われていますが、尾根を越した右側にはハッキリ道跡があったそうです。それは、番屋山の尾根つたいに番屋乗越にまで続いているはずです。

椿尾根を上る人の騒ぎで、いろいろ動物も騒ぎ出しました。カモシカの気配がするとか、私はものすごいタカの羽音と姿を見かけました。トビより大きくずんぐりした少し赤味を帯びた背面でした。急降下のせいでずんぐり見えたのかもしれません。たぶんクマタカでないかと思われます。

下はウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)です。山地で見られるチョウです。これを撮っていたら大きなアサギマダラが飛んできました。アサギマダラにしては素早く飛び去り、撮ることは出来ませんでした。


番屋乗越 Banya Pass


番屋乗越に着きました。何時もここは雪の残っている場所です。9時半で少し早いですが、5時の朝食なのでここで昼食にして、もう一つの調査のハイライトである「関屋のツンネ」(関屋の尾根)踏破にそなえます。
後で帰りにここに戻った時、ハルちゃんが番屋山側(関屋のツンネの逆側)に行き先ほど発見した椿尾根からの天保古道が来ているのを確認しています。かなり立派な道跡のようです。




「関屋のツンネ」を上ります。二重山稜になっています。昨年も来た気持ちのいい残雪の上を歩きます。場所によっては長い急斜面をザイルでジッヘルして横切ります。




ブッシュに入ると藪漕ぎになりますが、しっかり天保古道の痕跡があります。そこには古道と意識せず、烏帽子山へのルートとして付けた鉈目や赤テープもあります。歩きやすいので必然的にここを通ることになったのでしょう。
休憩する時、只見の八十里古道研究家の降ろしたザックの脇にしっかりした大きなクマの糞がありました。ブナの実を食べています。
そこから、「ブナ坂」への下りとなります。途中には立派な石組みの箇所もあります。




下って新道に出会います。右足の靴に入った石が気になり変なところに力が入り、足が攣ってしまいました。昨日の疲れが影響したのかもしれません。湿布薬を縫ってもらい横になって休みます。他のメンバーは更に下って古道の痕跡を探します。「ブナ坂」の美しい新緑の中で30分ほどウトウトします。

天保古道と新道


新道の難所(上) 馬場跡(下)
dangerous point of the new road and way back at Babaato


新道を少し行けば「火薬跡」です。ここから番屋乗越までの「関屋の横手」(トラバース地帯)には、沢の大きな崩落個所が3ヵ所ありました。何とか乗り越えましたが、下げられたトラロープも届かずステップも無くて、雨が降ったら通過不能です。
番屋乗越にさしかかるとアカショウビンの鳴き声が迎えてくれました。ここまで戻れてホッとします。

新道に比べると天保古道は「関屋のツンネ」の僅かなブッシュさえ刈れば随分歩きやすい状態です。椿尾根→番屋乗越もかなりしっかり残っているみたいです。ただし、傾斜は新道に比べて全般にきついようです。

調査を主導して下さった只見町の古道研究家は明治の新道開削に貢献された方をご先祖に持たれるかたです。足の裏の感覚で道跡がわかるなどとおっしゃり、なかなかの達人です。おかげ様で古道調査の面白さの片りんを垣間見ることができました。

番屋乗越→椿尾根→吉ヶ平と高度を下げるにつれ暑さが増します。下界はかなり暑かったのでは。11時間に及ぶ調査でしたが大発見もあり満足感の得られる山行でした。皆さんありがとうございました。



モリガメ



  


Posted by しただ郷 at 13:16Comments(0)

2014年06月02日

秋には良い自然薯になっているかな?

北五百川集落では、クレバーパイプを使った自然薯栽培が行われている。集落の人から栽培の仕方を教えて貰い、試しに種イモを20個植えてみた。この自然薯は、山から掘ってきた山芋と比較しても、遜色なし。ただ、香りがちょっと劣るかな。上手くできたら秋にはソバ打ちだ。

無肥料の土を入れたクレバーパイプ



写真上左 パイプを伏せる溝 右パイプを伏せた状態
写真下左 種芋を植えた後、棒は種芋を植える位置の目印 右ツルを這わせるために、キュウリネットを張った。毎年大風で倒れるのが、あると言う事なので頑丈に作った。

 ギンナン 爺
  

Posted by しただ郷 at 15:44Comments(0)自然

2014年06月01日

しただ新緑ロードレース

Shimoda marathon
6月1日




八木ヶ鼻手前の森町小学校を9時30分スタートです。私は例年のごとく10kmを走ります。




陽ざしは強いながら気持ちのいいコースです。




1時間を8分オーバーという残念なことになりましたが、明日の八十里越え古道調査を考えていたしかたない結果です。
苦しいながらも気持ちよく走れました。
「いい湯ら亭」の無料券付きなので、温泉で汗をながし、昼食をとってノンビリできました。

今晩からネットの繋がらない、というより電気もない、所に行きますので暫らくブログ更新はなしです。よろしく!



モリガメ

  


Posted by しただ郷 at 15:26Comments(0)