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2012年04月23日

4月22日・しただ郷

放鳥されたトキの雛が孵化した日・4月22日は、きしくもアースディにあたる日でした。命のはかなさとともに逞しさを実感するできごとでした。
この日しただ郷はイベント満載の一日で、諸橋徹次記念館リニューアルオープン、道の駅直売所オープン・・・と、私の行ったのはにいがた里山研究会主催のねずみ薬師観察会と高城城址山城探索会でした。

ねずみ薬師観察会



ねずみ薬師から森町スキー場への下り道


八木ケ鼻対岸の山ねずみ薬師は、高くはないけど自然豊かで眺めの良いところです。この写真でも、左から袴越山、八木ケ鼻、粟ケ岳と見えます。守門岳から川内山塊の展望もよく、五十嵐川から弥彦山・佐渡も望めます。



コバイモの花


ヤマアカガエルの卵塊が谷地田に見られ、イワウチワ、ショウジョバカマ…などが咲き、コバイモ(コシノコバイモ)やコシノチャルメラソウなどの珍しい植物もありました。里研のガイドの方スタッフの方の説明も詳しく楽しいツアーでした。


高城城址山城探索会



 
森町要害登り口取りつき


午後から、高城城址保存会主催の、山城についての講演会に出ました。鳴海忠夫先生という新潟の山城に大変お詳しい先生の、前半は長禅寺での講演、後半森町要害の探索でした。先生は実際ご自分で独りで山に分け入り調査をされている方で、座学よりも山に取りついてからのイキイキしたお話が素晴らしかったです。今回は高城には行かず、その下の森町要害を回りました。高城、森町要害その下の集落・舘が一体で一つの下田長尾氏の城下町システムをなしていたそうです。
城と言っても中世の山城は打ち捨てられて何年もたち、険しい地形と鬱蒼とした樹木に阻まれ、激しい藪漕ぎの連続です。地形だけをたよりにあとは逞しい想像力が必要です。



大きな空堀の跡


いろいろ当時の城跡を想像しながらの山登り(藪漕ぎ)は、地元森町の方々もビックリのワンダーな探検でした。それにしても鳴海先生の山城研究にかける情熱は素晴らしいものです。



モリガメ



  


Posted by しただ郷 at 09:05Comments(0)イベント